“全国葬儀事情ガイド” TOP > 栃木県の葬儀事情・お葬式のしきたり

栃木県の葬儀事情・お葬式のしきたり

大きな数珠で「百万遍」の儀式

百万遍地域の隣組などの組織が、親族と一緒に一つの大きく長い数珠を手に持ち、念仏を唱えながら数珠を繰り、横に回していくという、「百万遍」の儀式を行う風習が、宇都宮をはじめとする栃木県内で広く見られています。百万遍とは、皆で念仏を唱えることで、そのありがたさが何倍にもなると考えられていて、例えば、20人で千回「南無阿弥陀仏」と唱えれることで、2万回お経を唱えたと同じということになり、あの世へ旅立つ故人へのはなむけとして行われています。しかし、百万遍を行うことは、年々少なくなっていて、都市部では省略されることもあります。

七日ざらしの風習

栃木県には、故人の着物や衣服を家の裏に北向きで干し、水をかけて常に濡れた状態にしておく「七日ざらし」の風習があります。なぜこのようなことをするのか理由は明らかではありませんが、「清める」という性質が見て取れます。おそらくは、「死の穢れを清める」という神道の考えからきている風習なのではないでしょうか。

清めの塩を一緒に鰹節をかける

お葬式へ参列した人が帰宅する際、玄関先でお清めの塩をかける風習は、全国で広く見られていますが、栃木県では日光などの一部地域では、このとき清めの塩と一緒に「鰹節」をかける風習が見られます。塩を一緒にかける場合もあれば、口に含む場合もあり、地域によって作法はさまざまです。
そもそも「清め」という考え方は仏教にはなく、神道から来る考え方で、神道のお葬式の祭壇には「神饌(しんせん)」といって食物をお供えしますが、その中にこの「鰹節」も含まれることから、前出の「七日ざらし」と同じく、神道の影響とその土地の風習が混ざり合ったしきたりなのかもしれません。

栃木県各地の葬儀事情

北部

南部

このページの先頭に戻る▲

  • おくりびと
  • 生花祭壇作り
  • 湯灌・納棺
  • エンバーミング
  • 葬儀司会
  • 幕張り
  • 葬祭ディレクター
  • 運営会社