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長崎県の葬儀事情・お葬式のしきたり

「水かけぎもん」の風習

水かけぎもん長崎県の島しょ部など一部地域には、故人の着物や衣服を裏返しにしてつるし、7日間水をかけて常に濡れた状態にしておく「水かけぎもん」「逆さぎもん」(水かけ着物が訛ったのでしょうか)と呼ばれる風習があります。なぜこのようなことをするのか理由は明らかではありませんが、この行為からは「水で清める」という性質が見て取れます。おそらくは、「死の穢れを清める」という神道の考えからきている風習なのではないでしょうか。



額に三角の白布をつけて出棺する

よくTVなどで幽霊役の人が身に着けている、あの三角の布。これをお葬式のときに身に着ける風習が、全国各地に点在して見られています。
この長崎県でも一部地域では、出棺の際に近親者が額に三角の布を巻く風習が見られます。女性は綿帽子をかぶるという地域もあります。この白い三角の布は死装束のひとつで、仏教では「宝冠(ほうかん)」と呼ばれています。白という色は、白蛇や白狐など神仏の使いの動物が白い色をしているように、この世とあの世を結ぶ霊界の象徴とも考えられています。白い布を身につけることによって、故人と同じ格好をするということになるわけですが、「故人があの世へ旅立つまでは、私たちも一緒に見送りますが、そこから先はお一人で旅立ってください」という意味が込められているのです。

出棺の際、茶碗を割る

長崎県では、出棺の際に故人の愛用していた茶碗を割るしきたりが県内で広く見られています。これは、故人の愛用品を壊すことで、「もう帰ってくる場所はありませんよ」と教え、現世への未練を断つという意味があると言われています。
地域によっては、棺をぐるぐると3回まわすという風習も見られます。これは、故人の方向感覚を狂わせて、帰ってこられないようにするという説や、「回る」という行為が仏教の修行を実践しているとされ、故人があの世で良い思いができるようにと考えられているという説など、諸説あるようです。

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